言葉
言葉ってむずかしい。
話の流れで使った言葉が
意図しない捉えられ方をしたりする。
新聞の小見出しに
「女性がうまずして何が女性か」という
差別ともとれる言葉があった。
その言葉だけを見たときは、
これはアウトな発言だな、と思ったけれど
よくよくその前後の言葉を見ると、
単純に差別だ、と言い切れるものでもないと
私には思えた。
捉え方は人それぞれなのだから、
それを差別的だと感じる人もいるだろうし、
その感じ方も間違いではないだろう。
じゃあ、正解は何だ?
静岡県知事選の応援演説で、
「この方を私たち女性がうまずして
何が女性でしょうか」
と、発言したのは上川陽子外務大臣だ。
応援する立候補者を当選させたい、
誕生させたい、という意味で
うまずして、という言葉になったのだろう。
その場にいた聴衆に女性が多かったので、
そういう発言になったのかも知れない。
差別か…
差別ってむずかしいな。
私はむしろ、
「女性がうまずして何が女性か」という、
この言葉の切り取りに差別を感じるけどな。
自民の森山総務会長は
「女性蔑視の意思は全くない」と
擁護したらしいが、
この言葉の切り取りで
差別だ、女性蔑視だ、と騒ぐのなら
それはそれで、どうなの?と思う。
今の政権には、とっとと退場して下さい、と
思っているけれど、
それはまた、別の話である。
切り取られた発言とか
切り取られた画像とか
それもまた悪意とか特別な意図とかが
あるのなら、
そこにもNoと言わないとね、と思う。
言葉の選び方には気をつけないといけない。
同じくらい、言葉狩りにも気をつけないと
本当のことが正しく見えなくなる。
もうちょっと、おおらかさがあっても
いいんじゃない?
ブルーマンディ
おおらかにいきまっしょいᕙ( • ‿ • )ᕗ
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。