センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 希求


「ロシアが今、


 ウクライナに行なっていることは


 シリアに行なってきたことと同じだ



「それなのに


 なぜ、シリアには関心が向かないのか。


 肌の色か?宗教か?その違いは何か?」



こうしたシリアの人々の声に


G7の首脳は どう答えるのだろう。



ゼレンスキー大統領がやって来た。


ヒーローの登場だ。



この劇場型の華やかな集まりは


世界の不公平と不平等を鮮やかに見せる。



人道的な問題と口にする人たちは


関心も持たれない国々の人道的な問題には


口をつぐむ。



命の重さにも 明確な差別があるのに


ヒロシマの地に彼らは集う。



平和憲法を捻じ曲げる国が


平和を口にするな。



原発推進に方向転換する国が


核の廃絶を歌うな。



ヒロシマもフクシマも


国の怠慢が招いた悲劇だ。



見せかけだけの茶番はいらない。


真の平和を 武器に頼らず希求せよ。