センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 だまされない


時々、メルカリで買物をする。


器が好きなので


作家もののお値打ち品を探したりする。



もう亡くなって なかなか手に入らない、


好きな作家さんの器を見つけたので


値段交渉をして 譲っていただいた。



ありがたく使わせていただいているが


この作家名で検索をかけたとき



全く同じ器が 別のサイトにあった。


画像も紹介文も全て同じである。



おかしい…


そう、おかしいのだ。



これは たぶん詐欺サイトだ。


メルカリやヤフオクなどから



そっくりそのまま画像や紹介文を盗んで


少し安く売るのである。



もちろん、品物はない。


お金を振り込ませて ドロンだろう。



これから休みに入るので


この手の詐欺は増えていく。



冬の始まりに 私はネットで


パーソナル暖房器具を探していた。



良さげなものを見つけて購入したのだが


その後、インスタグラムを見ていると



アラジンとかコロナとか


よく見かけるストーブのセール情報が


流れてきた。



見てみると、シーズン真っ只中なのに


半額とか、70%オフのものもある。



画像も説明文も怪しいところはない。


会社名もこれまたよく知られたメーカーだ。


代表取締役の名前まである。



しかし、アウトレットにしても安すぎる。


それに、そのメーカー以外の商品もある。



とりあえず そのメーカーのサイトを見た。



すると、そこには注意書きがあって


「弊社の名前を語るサイトにご注意下さい」


とある。



    ほ〜ら、やっぱりね?



ネットは便利だけれど


個人情報なんてダダ漏れ同然である。



商品検索をかければ あらゆるサイトに


その商品が追いかけて来る。



ターゲティング広告は ある意味怖い。



お正月休み、ネットは詐欺の温床だ。


インスタグラムもご用心。



ネットの情報ほど


取り扱いに注意が必要なものはない。



スマホなしでは生活できなくなっている、


私たちは 恰好のターゲットなのだから。