センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

ほかほかと癒やされる

忍者生活にも慣れつつあるが、


朝の忍びの生活はなかなか疲れる。



スリッパはどうしてもパタパタするので


今はモップスリッパを履いている。




掃除機はかけられないし


ベランダの物干しは、長男部屋のすぐ隣。


洗濯物をパタパタする音が意外と響く。



そして、何より、


家電品の音にうんざりなのだ。


給湯器はスイッチを入れると


ピンポンパンポン♪鳴るし、


電子レンジも冷蔵庫も


ちょっと遅いとピーピー鳴るし、


エアコンにスイッチを入れれば喋り出す。



普段は気にならない音が気になって


午後からなんだか疲れるのである。



やれやれ、とコーヒーを飲みながら


インスタグラムを覗いてみると



こんな写真に笑みがこぼれる。



私は石田ゆり子さんが好きで、


人間アカウントと動物アカウントの両方を


フォローしているのだが、


なんと言っても、このゆりごろう王国、


可愛くて、優しくて、癒やされる。




本当に たくさんの愛が詰まっている。




私が高校生のときまで飼っていた犬が


とても優しい犬で、


飼っていた猫とも仲良しで


お腹に猫を乗せて昼寝をしたりしていた。


晩年、白内障で目が悪くなり、


歩くと溝に落ちてしまうこともあったのだが


私が帰ると、足音で理解して、


必ず迎えに出てくれた。


悲しくて泣いてるときには


必ず隣に寄り添ってくれた。



自分の残りの人生で、やりたいことの一つは


もう一度、犬と暮らすことなのだ。




しかし…


人にはいつ何時何が起こるかわからない。


飼ったはいいが、


もし、私に何かあったら…



長男は帰りが遅く、散歩も無理だし


次男はもうすぐ家を出て行く。


命への責任は重く、


簡単には決められない。



だから、



ゆりごろう王国は


私の憧れで、癒しで、夢なのだ。




なんだか心がほかほかとして


不思議と心が満たされる。


いつも癒しをありがとう。