センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 成長したこと、しないこと


お盆で帰省した次男は昨日、帰って行った。



こちらに着いたとき、


なんだか目元が二重になっていて


疲れているのかな?と思ったのだが



眼瞼下垂で手術をしたのだと言う。



彼は私と一緒で、元々は一重まぶただ。



私は 妊娠したときにだけ


何故か右目だけ二重になったのだが



次男を出産したときには


二重がそのまま皺になって残った。



一重まぶたが二重になると


かなり印象が違う。



久しぶりに次男と会った私の兄は


次男が整形したのかと思ったようだ。






次男によれば


ずっとまぶたが重くて 開けにくく



悩んだ末、眼瞼下垂の専門医を探して受診し


手術を受けたのだと言う。



それで 一重が二重になったというわけだ。



驚いた。眼瞼下垂なんて 


高齢者の問題だと思っていた。



まだ、すこし腫れているまぶたを見ながら



その違和感があることも、手術をすることも


ひとことも相談せずに決断したことに



大人になったんだな、と思ったのだった。



その一方で



何かと忘れ物をしていく次男に


そこは なかなか成長しないのだな、と


苦笑いをする母親なのである。