センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

少しだけ自分を褒めたい日


学科試験の結果が出て


思ったより好成績だったので


氷点下にあった自己肯定感が少し上がった。



できたかできないかも曖昧なありさまで


試験後の答え合わせをする勇気がなかった。



ただでさえダメダメな自分を


さらに凹ませる必要はない。



結果が出るまでは 忘れていたかった。


小心者街道まっしぐらな私なのである。




試験結果に少しだけテンションが上がると


苦手な分野もなんとか様になってきた。


よしよしと自分の頭をなででやりたくなる。





そうして


もう1つの大きな懸案事項。




夫の連帯保証人問題だ。


相続放棄はしないと決めたが


二千万ほどの連帯保証人は怖い。




以前にも別の弁護士に相談はしていたが


具体的な解決策までには至らなかった。



何より 会社側から具体的な話がない。



夫にも 他の連帯保証人にも


連帯保証人になるほか選択肢はなかった。


その借入金から 給料も出ていたのだ。



だから もしものときには


債務の一部を負担する、ということは


会社側にこちらから伝えた。




その合意書の作成をどうしたものか、と


考えていたのだが、


会社側は 債務の負担はしてほしいけれど


具体的な案は出してこない。




これは やはりプロの出番だ。


会社側が動かないのならば


こちらが動くしかない。




新たに別の法律事務所を予約して


相談してきた。



相談だけするつもりだったけれど


やはり プロはプロだ。


今まで 知らなかった事実も教えてくれる。



しかも わかりやすい。




  プロは物事をシンプルにし


  アマチュアは物事を複雜にする。




カルロス・ゴーン氏の言葉を思い出す。


アマチュアの私があれこれ悩むより


プロに任せるべきだ。




着手金や成功報酬にかかる費用を確認して


弁護士に交渉を依頼することにした。




お金は こういうときのために使うものだ。




プロがプロとして培ってきた知識や知恵を


依頼人の利益のために使う。



アマチュアの私は


プロに任せることで その負担を手放せる。



今週、私は私にできることを


がんばってやってきた。



信頼できる相手に問題を委ねられる、という


安心感と物事をシンプルにできる開放感。




ひとりでがんばらなくてもいいって


なんて心強いんだろう。




とりあえず動いてみるって


大事なことだと思う。



私は朝からものすごくハードだったけれど


ちゃんと動けたことに感謝し


ちゃんと動けた自分を



なかなか悪くないぞ、と思う。