センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 イングリッシュマフィンの幸せ


訓練校からの帰り道、


気になっていたパン屋さんに寄ってみた。



おいしいシフォンケーキもあって


あぁ、本当にパン好きな人が作ってるんだな


というパンのラインナップだ。





そこに イングリッシュマフィンがあった。




昔からイングリッシュマフィンが好きだ。



今はどこのスーパーにも普通に置いてあるが


昔は大きな街に行かないと買えなかった。




昔のイングリッシュマフィンは


サイドにザクザクとフォークを刺して


開いたものだ。



一度、包丁でスライスして焼いてみたが


おいしくなかった。



あのデコボコの断面が絶対必要なのだ。



今は サイドに切れ目が入っているので


フォークの出番はない。






パン屋さんで見つけたマフィンは


市販のものより厚みがあって


いかにもおいしそうだ。


もちろん、切れ目は入っていない。




久しぶりに ザクザクとフォークを刺して


トースターでこんがりと焼く。



バターを塗って 目玉焼きも載せて


至福のモーニングタイ厶だ。




食べることは生きること。




イングリッシュマフィンのもたらす幸せは


とてもささやかだけれど



こういう幸せが大切なんだな、と思う朝だ。



    (画像はお借りしました。)