センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

お金のことを考える ③

今朝、銀行へ行ってきた。

そう、国民年金6か月分の前納だ。


夏休みの宿題みたいに、

あ〜、やらなくちゃ!いやだ、いやだ!

というざわざわした気持ちをいつまでも抱えていたくはないので…


とっとと払ってしまえ!


というわけで…


ATMで10万円を降ろし、そのまま窓口まで行って、とっとと98850円を納めたのだった。



最後のお給料が振り込まれるのが救いだ。


さて、そんなわけで

「お金の大学」を読み進めているのだけれど…




この高額医療制度


よく雑誌などで、保険の見直しについての記事を読むと、日本にはこの高額医療制度があるから保険で備えなくても大丈夫、的なことが書かれていたりする。


私は何年か前に2週間ほど入院した。

親切な病院で、入院中に事務の方が教えてくれた。⬇


あらかじめ「限度額適用認定証」の交付を受けておけば、病院の窓口で支払う金額が、最初から自己負担限度額になると。


私は土曜日に退院したので、支払いは窓口ではなく、後日振り込むことになった。


限度額適用認定証はもちろん退院前に用意していたのだけれど…


入院費は、少しも減額されることなく、そのまま全額を支払うことになったのだった。


自己負担限度額はどうなった?


当時は既に夫と別居はしていたが、まだ扶養を外れてはいなかった。


①夫は所得区分が上から2番目だった。


そして


②私が入院したのは月末近くで、退院したのは翌月だった。


つまり…


「同じ月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合」という高額療養費制度の条件から外れたのだ。


前月に10日ほど入院し、月をまたいで2日ほど入院したので、私の場合は前月分は要件を満たさず、リセットされてしまったのだ。


突然の入院と、こうした条件の組み合わせが、高額療養費制度の恩恵には預かれないという現実に結び付き、


「高額療養費制度があるから、保険に頼らずとも大丈夫」という話は、


私にとっては

「高額療養費制度」は割に使い勝手が悪い

という結論となったのだった。


もちろん、私にとっては、である。


このときは、郵便局で入っていた保険が役に立ち(それでも昔の保険なので、入院初日からは支払われず…)


当時、既に生活費をもらわないパート生活だった私には、とてもとても痛い出費になったのだった。


扶養からは外れないが生活費はもらわない、という別居の選択も、このときばかりは自分の甘さを認識させられたのだった。


お金の話は奥が深い。


お勉強させていただきます。