センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

  「心を鬼に」

青色


先日、友人と一緒に


「鈴木敏夫とジブリ展」を見に行った。



大のジブリファンというわけではないが、


トトロも好きだし、カオナシも好き。


そんなレベルでの鑑賞だった。



平日に出かけたにも関わらず、


なかなかの混み具合。



鈴木敏夫ヒストリーみたいな構成で、


昭和の懐かしい時代を追体験した。



鈴木さんの蔵書はものすごい数で


まるで図書室のようになっている。



その中に懐かしい表紙の文庫本があった。


村岡花子さん訳の赤毛のアンシリーズだ。



「赤毛のアン」が成長して、


楽しい青春時代を過ごし、やがて母になる。


確か10冊くらいのシリーズだったと思う。



私も全部持っていた。


鈴木さんが読んでいたことに驚いた。


男子が好む本ではないと思っていたからだ。



本のジャンルは多岐に渡るが、


聴いていた音楽も映画もドラマも


ものすごい数だった。



徳間書店に勤めておられた頃の


仕事のマニュアルなども興味深い。



あのお馴染みの、絵心を感じさせる文字で


手書きされているマニュアル。



なるほどリーダーとしても優秀だったのだな


と感心したが、


何より仕事への愛が感じられた。



全力で仕事して、全力で楽しむ。



この展示会にしても、人まかせにしないで


全力で企画したのだろうと思う。


ひとことで言えば、凝り性である。



最後に御神籤ゾーンがあって、


恋愛運は湯婆婆。開運は銭婆婆。



私たちは開運を引いた。


私の引いた御神籤は、またもや私らしい。




帰ってから、御神籤の言葉を読んだが、


今の自分にぴったりな言葉だと思った。



             Steel yourself.



心を鬼に!と書かれているが、


「覚悟を決める」という意味でもある。



   Steel oneself.



ホント、誰の人生だよ、という話である。





私たちは黄昏を歩くセンチメンタル同盟