そんな自分
夢を見た。
お酒に酔ってヨロヨロの夫が現れた。
私はうんざりする。
酔っぱらってヨロヨロで、
足もともおぼつかない。
その姿を見て途方に暮れた…
場面が変わって、私が部屋に入ると
長男がひとりでいる。
「お父さん、帰った?」と聞くと
私のすぐ後に夫がいた。
しまった、と思うけれど、もう遅い。
夫は機嫌を損ねて、拗ねたように
外に出て行った。
邪魔にしたつもりはなかったし、
帰ったことを期待する言い方でもなかった。
でも、私は心の中で言い訳していた。
冷たい自分に言い訳していた。
そんなつもりじゃない、と。
夫は外に出て、
「こんな人生はつまらない」と
嘆くようにつぶやいていた。
そこで目が覚めた。
真夜中の3時半。
なんでこんな夢を見たんだろう。
心の中で必死に言い訳している自分が
妙にリアルだった。
夫がまだ生きていたら、
きっとこんな場面が繰り返されただろう。
夢の中と同じように
うんざりして、途方に暮れただろう。
もう、貴方を支える力は私にはない。
貴方を守りたい気持ちが私にはない。
冷たい自分に言い訳しながら、
夫に寄り添えない自分と向き合っていく。
そういう日々が続いていただろう。
「こんな人生はつまらない」と
ヨロヨロの姿で寂しくつぶやいていた声が
その姿が、夢から覚めても消えない。
現実の大変なあれこれが
いつまでもそこに留まることを許さないが
記憶の彼方に押しやることも
許されないのだろうと思う。
こんな自分、あんな自分…
そんな自分と折り合いをつけながら、
今日の自分を生きていく。
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